8月15日

 ようやく小泉総理は公約どおり、8月15日に参拝したようだ。もっともあんな礼もできないような人が参拝したところで私にとってはどうでもよい。いくら政教分離だと言っても、アメリカの大統領が英霊墓地にいけばキリスト教儀礼にのっとっているし、中国の英霊墓地なら仏教の儀礼で行なうのだろう。おそらく、こんなことは至極当然のことで、“郷に入れば、郷に従え”。そのお参りする場所の宗教儀礼に合わせるのは当たり前。なのにそれすらも出来ないのは、冒涜しているとしか思えない。

 そして、参拝すると賛否の論争が始まって、何とも醜い有様だ。7時からのNHKニュースを見たが、いやはや何とも言いがたい。1つ上げておくなら、両論併記もいいが、三千人の賛成側の集会と、三百人の反対側の集会をを同列に扱うのは間違っていると思う。