博士の愛した数式

 原作が本屋大賞を取ったときから気にはなっていたのだが、読む機会を得ず、先に映画版を見た。80分しか記憶のもたない博士と、数学を巧みに使ったストーリーは、いままでに見たことのない展開で、飽きることなく楽しむことができた。残念なのは、最後に数式が少しだけ変わるのだが、その数式自体の意味が私には分からなかったことと、マイナスの部分を解決することなく、綺麗なまま話が終わったことだろうか。やはり、詳しいことを知るためには原作を読むべきのようだ。

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