薔薇のマリア

 『まよキン』みたいな小説があると聞いて試しに読んでみた。なるほど、確かにほうふつさせるものがあるが、私には『ウィザードリー』を感じさせた。金を稼ぐために迷宮へ挑んでいく様は、正にって感じだった。
 で、感想の方だが、初めは専門用語の多さに辟易した。しかし、読み進めるうちに物語がちょっと有り得ない方向へと行くので、展開が読めずにドキドキしながら読んだ。作風もだいぶ分かったので、また余裕を見ながら続きを読んでいくことにしよう。
 あと、最弱の主人公と書かれていたが、私には十分強く感じた。これは、私だけなんだろうか?

薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)