のらねこ
ふと手に取ったフォトエッセイ。猫を飼っている者として、色々と考えさせられる。そして、これを読んでいて昔の愛猫のことを思いだした。
私のいま飼っている猫の親は、野良猫である。家に迷い込んできたのを、必死に餌付けしたのだ。その姿を見た次の日にはキャットフードを準備した。姿を確認するまで1週間。近くに寄れるまで2週間。そして、3週間目には一緒の布団で寝ていた。拾ってくれたことに感謝していたのか、私と寝るときはいつも喉を鳴らせていた。もう、その愛猫は亡くなってしまったが、子供が2匹わがもの顔で暮らしている。彼らもだいぶ年をとった、月日は流れるものだ。
- 作者: 中川こうじ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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