久々にバイクがパンクした

 帰宅途中にバイクが突然パンクしてしまった。いきなり、「パンッ」という破裂音が後の方から聞こえると、後輪が暴れ出し操作不能に。急いで路肩に止めて確認すると、後輪のタイヤに大きな破片が刺さっていた。
 とりあえず、その破片を取ろうと試みるが深く突き刺さっているため、なかなか取れない。ちょっと伸びていた爪が欠けるほどの悪戦苦闘の末、取り除くことに成功した。
 さて、ここからが本番。伊達に5、6年もバイクで通勤しているわけではないのでバイク屋の位置は把握しているが、ここから3kmほどもある。恐る恐る、エンジンをかけてみるが、横滑りしてとても使える状態ではない。よく見れば、タイヤが外れていた。仕方なく観念して、バイクを押していくことに。タイヤがずれているため、バイクは真っ直ぐに進まない。やむなく腕の力で前に進むように体制を維持し、足の力を振り絞って前に進む。いやはや、バイクは便利だが、こうなってしまうとタダの鉄の塊でしかない。
 途中で上り坂の苦行も加えながら、どうにかバイク屋に到着。店員さんは心得たもので、すぐさま修理にかかってくれた。私は、それを見ながら修理費に不安を募らせ。破片はすぐに取り除いたから、タイヤの破損は低いとは思うけど、大きな破片が刺さってたしな、タイヤ交換かな…。かなりバイクを押してきたけど、車輪が歪んでないよな…。と考えている間に修理は終わり、実質5分ぐらいのものだった。費用は2千也。中のチューブの交換と、タイヤの亀裂を塞ぐだけで大丈夫だったようだ。