めらもるクーク 2巻目

 確か間に外伝を1つ挟んでいるはずだけど、夏コミでの再販は行なわれなかったようなので、手に入ったのは新刊のみ。とはいえ、好きなライターさんである丸戸史明氏の書いた待望の1冊。忙しい中をぬうようにして読んだのだが、思っていたよりも面白くなかった。1巻のあの反則なぐらいのストーリーラインは何処へ行ってしまったのだ? さすがにタイムトラベルものでミステリー風の話を書いても理解するだけで精一杯の気がするのだが。まあ、仕込まれたネタは3分の2ぐらいは分かったので、そちらの方面ではそれなりに楽しめたけどね。