サッカー観戦

 今日はただ券を頂いたのでサッカー観戦に行ってきた。むろん、我らが徳島ヴォルティスの試合だ。戦績については知らなかったので、一緒に行った人から近況を聞いて、かなり不安になってしまったが、ホームなので頑張ってくれるだろうと期待してレッツゴー。
 そして、サッカー場の近くまで来ると予想していなかった車の列が。ごめんさい、正直負け続けだったので、観戦に来る人なんてあまりいないだろうと思っていたよ。なので、サッカー場から少し離れた場所に駐車。そこから歩いてトコトコと行ったけど、おかげで帰り道も楽々だったから案外正解だったのかも。
 さて、肝心の試合の方だが。前半は互いに堅実な守りで、ロングパスが主体の展開。運良く通ったところから、攻撃が発生するというものが多かった。その僅かなチャンスからヴォルティスが先制ゴールを奪うと観客席が大きな歓声が。これなら今回は勝利を掴めのではないかとヴォルティスの応援に来ていた誰もが思ったに違いない。だが、後半に入ると、意表を突かれたロングシュートを皮切りにミスからの失点と連続ゴールを許し逆転されてしまう。今回も負けかと溜息や諦めの声も、ちらほらと聞こえてきた。しかし、ここから本番だった。ヴォルティスは守備から攻撃をメインに切り替え、果敢に攻撃を始める。後半に入って厳しいだろうに運動量を増して、早い段階でプレッシャーを掛けてボールを奪い攻撃の手を緩めなかった。交代した選手も攻撃要員ばかりだったと思う。猛攻に継ぐ、猛攻。観客達が祈る中、残り5分ぐらいで同点ゴールをねじ込んだ時には、割れんばかりの歓声が起こった。結局、試合はそのままヴォルティスの押せ押せムードで進んだものの、点は入らずに終わり引き分けとなった。
 前半は少し単調な試合運びだったが、後半の熱い展開は正にサッカー。見に行って良かったよ。チケットをくれた人には本当に感謝だ。