動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 3

 遂に終わったか、間違いなくガンダムシリーズの中で一番好きな作品だったと言い切れる。それだけ、この作品には思い入れがあった。思えばかなり長い付き合いだったんだな。有名なセリフが少しずつしか思い出せないが、あの名シーンの数々は頭に付いて離れない。
 その『クロスボーン・ガンダム』もとうとう完結し、それがコミックとなった。おそらく著者が同人誌でも書かない限り再登場することはあるまい。だが、不思議と清々しくもある。実は『ガンダム・エース』で読んだ時には、この終わりがあまり好きになれなくて悶々としていたのだが、コミックになったので読み返してみると、これが必然なのだと判った。むしろ、受け入れられたのかもしれない。物語の終わりを。