復讐はお好き?
いきなり殺人事件が起こるのは、よくあるミステリーの展開だが、その殺された人物が生きていて復讐のためにあれこれ始めるというのは斬新だった。そして、出てくるキャラクターもかなりいかれた人の多いこと。喧騒を眺めていたら、いつの間にか終着へと運ばれていた感じだ。本格ではないので二転三転ということはないが、色々な要素が詰まって飽きさせない作品だった。
- 作者: カールハイアセン,Carl Hiaasen,田村義進
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/06/08
- メディア: 文庫
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