バッカーノ! 1931 鈍行編

 合間を見て一気に読みきった。相変わらずの登場人物の多さ、そしてタイトルどおりのバカ揃いである。アニメで先にストーリーを知っているので混乱はしなかったが、複数シーンの同時進行はときどき混乱しそうになる。まあ、それでも大きな破綻にならないのはこの著者の技量の賜物であろう。
 まず、感想として、アニメだとあっさりついていたように思えたジャグジーVSグースもあれだけの苦戦をしていたのだな、しみじみ。しかし、凄まじいほどの幸運だ。これぞ主人公属性というものを見た気がする。そして、私の読みたかった部分の大半が特急編の方みたいだ。早く続き読めってことね。