四国電力の発表に異議あり!

 四国電力再生可能エネルギーの買い取り保留を発表した。
 先に九州電力が同様のことを発表をしているが、その理由が何とも言い難い。
 要は「再生可能エネルギー(主に太陽光発電)で生み出されるエネルギーが多過ぎる」からというのだ。将来的に供給量が需要をかなり超えてしまうため、機器が壊れてしまうのだという。
 ……確か各電力会社ともに原子力発電所の再稼動に動いているはずである。
 現に今日のニュースでも九州電力川内原発を再稼動させるために書類を提出したことが報道されていた。
 確かに現時点での再生可能エネルギーでは必要な電力をまかないきれない。しかし、原子力発電も稼動せずに火力発電だけでここまで乗り切れている。
 将来的に再生可能エネルギーだけで電力がまかなえることが判明した以上、原子力発電を稼動させる必要性がまったく分からない。
 もしかしたら逐電設備がまだ技術的に難しいのかと思って調べてみたら、


 大型蓄電池の国際標準化が進む、太陽光や風力を後押し


 ちゃんと実験段階レベルまで進んでたよ!
 再生可能エネルギーでもういいよね、これ。
 原子力発電なんて燃料棒の処分に関してもまだ方法を考えているような段階だし、原子力発電を選ぶ理由がまったく見当たらないよ。
 ……それなのに今回の発表である、はぁ。
 原子力発電にしがらみとかもあるんだろうけど、電力会社にはもっと賢い選択して欲しいね。