読んだ本いろいろ

 結構、ブログに書くネタは尽きない。読み終わった本もたまっているので、一気にまとめて書くことにする。

 “ことばおじさん梅津正樹アナウンサーの日本語講座の本で、私はよくラジオのコーナーの方を拝聴している。文章を書く都合上、この手の知識はあって損がないのでね。というわけで、一度は聞いているはずなのだが、忘れたものも多いので、参考書として買ってみた。で、読んでみると、やっぱり間違って使っているものがあり、まだまだ勉強が必要だと感じた次第だ。ちなみにこの本で、梅津正樹アナウンサーの顔写真を見て、2枚目なのに驚いた。あの渋い声で、あの顔とはうらやましい。

 前にも書いた『トーキョーN◎VA』のいままでの歴史を書いた本。これを読めば、過去のことも分かると喜んだのだが、ページ数が少なくて分かりかねるところが多かった。正直、倍の分量は欲しかったところだ。とはいえ、参考になるところも多く、いいシナリオフックではあると思う。それに、いままで何気なく使っていたゲストの変わった一面が見えて、ちょっと惚れ直した奴もいた。

 雑誌に載ったものが多いので、ほとんどは読んでいたのだが、ちょっと気が向いたので読んでみた。そうすると不思議なことに、雑誌掲載時は面白くないと思っていたものが、すんなりと受け入れられた。あと、書き下ろしの部分は、このゲームの底力を見た感じがする。正直なところ、これだけの表現が可能だとは思っていなかった。シナリオ集も出ているが、キャンペーンでやってみたいと感じさせれたリプレイだった。

 菊池たけし氏に比べると、幾分パワーダウンしている面は否めないが、それでもやはりプロだけあって、伏線の張り方は上手いと思った。あと、世界設定方面を執筆しているだけに、その方面のことが出てきて楽しめた。