コンベ用のナイトウィザード/ハンドアウト(テスト版)

 ようやくハンドアウトの方が様になってきたので、お試しにアップする。ご意見、ご感想ありましたら、コメントかメールください。


今回予告
 太古に封じられし強大なる魔
 人はそれをかろうじて封じることに成功した
 しかし、魔の強大なる力ゆえ、完全に封じることは叶わず
 100年に1度
 4人の生贄を捧げ維持してきた
 代償となるのは、己が魔力
 そして、それを繋ぎ止める、最愛の人の魂
 いつしか、儀式は5人のウィザードを選び
 生き残りを賭けた戦いへと変貌していった
 その戦いの名を“封印戦争”と呼ぶ
 ナイトウィザード 「This Love」
 いま、戦いの幕は上がり
 終末へのカウントダウンが始まる


PC①用ハンドアウト
シナリオコネクション:石代渡季子(いししろ・ときこ)
推奨サンプルキャラクター:勇者
推奨クラス:勇者
推奨性別:男性
特記事項:ウィザードとして未覚醒である
 キミは石代渡季子に告白をした。彼女は、うつむき照れながらも、キミの思いを受け入れてくれた。しかし、大事なものを手に入れたのと時を同じくして、信じられない災厄が降りかかってきた。それからは、とうも逃げられそうに無い。キミは自らの幸せを守るために、それに挑む決意をした。


PC②用ハンドアウト
シナリオコネクション:黒き血族の長
推奨サンプルキャラクター:陰陽師
推奨クラス:陰陽師
 キミは幼き頃に、黒き血族の長に助けられ、そして今まで育ててもらった。彼には言葉では、言い表せないほどの恩義を感じている。今、彼は間近に迫った“封印戦争”の準備で忙しく、微力ながらもキミは、その手伝ができないだろうかと考えていた。そんなおり、お声がかかったのは願いが通じたからかもしれない。そうして、キミは長と共にPC①の家へとやってきた。


PC③用ハンドアウト
シナリオコネクション:幻夜(げんや)
推奨サンプルキャラクター:転生者
推奨クラス:転生者
 キミは、この身に魂が宿る前の記憶を持っている。そのときのキミは、黒き血族と呼ばれるウィザードの一員で、“封印戦争”と呼ばれる戦いに参加していた。その時の記憶は、すべてが悲しく、虚しかった。戦いは悲劇しか生まず、とても意義があるとは思えなかった。そして、再び生を受けたこの時代にも、あの戦いは残っていた。キミはそれらの情報を集め始めた。


PC④用ハンドアウト
シナリオコネクション:アンゼロット
推奨サンプルキャラクター:強化人間
推奨クラス:強化人間
 キミは世界を守護する組織ロンギヌスの一員だ。そして、今日もアンゼロットから指令が下る。なんでも、“封印戦争”を妨害するため、エミュレーターが参加者たちを狙っているらしい。そのため、キミが参加者の1人の護衛をすることになった。その守るべき対象の名は、PC①というらしい。


封印戦争のルール
1.5人の黒き血族のウィザードによるバトルロイヤル
2.敗れたものは、己が魔力と最愛の人を失う
3.途中で、放棄することはできない
4.最後に勝ち残った者が、魔の封印を願う


▽推奨ワークス・コネクション▽
PC① ワークス:高校生/コネクション:石代渡季子
PC② ワークス:高校生/コネクション:黒き血族の長
PC③ ワークス:高校生/コネクション:幻夜
PC④ ワークス:ロンギヌスのエージェント/コネクション:アンゼロット


■解説
 PC①はTRPGの初心者でも対応できるようにしてあり、PC②はTRPG経験はあるがナイトウィザードが初めてでも対応できようしてあり、PC④はナイトウィザードの経験が豊富な人にはいろいろと楽しめるようにしている。また、PCのデータもそれに合わせて、難しくないものが番号の若いものになっている。
 シナリオの基本コンセプトは『Fate』と思われるかも知れないが、実はまったく別のコンセプトから辿り着いてしまった。そのためか、想定は似ていても、まったく別のものになっている。戦う理由がその最もたるところで、“封印戦争”には参加することでデメリットしか発生しない。しかし、それを成さないと世界が滅ぶという酷いものだ。