仮面の公子

 3月17日の例会では、翌日のセッションに備えてルールを思い出すために、既製シナリオを使った『ブレイド・オブ・アルカナ』のGMをしてきた。今回使ったのは旧SSSに掲載され、3rd版の『ランド・オブ・ザ・ギルティ』にシナリオフックとして再録された「仮面の公子」というシナリオ。これには偶然だが、翌日のセッションで使うNPCが多数出演しており、良い準備となった。
 さて、セッションの内容だが、集まったメンバーのせいか、えらくダークな方向へと。導入ステージの辺りから、その雰囲気がただよい、展開ステージでは完全に方向性が決まっていた。PC①だけが、まともにストーリーを進めるなか、ハンドアウトを無視して独走を始めるPC②、己が欲望に従い悪しき方と進むPC③と三者三様だ。そんな混沌とした状況だったが、このメンバーならどうにでも出来そうだったので、やりたいことをやらせてストーリーを進めていくことにした。なにせ、プレイヤーたちが楽しんでいたしね。特にPC①のプレイヤーは大笑いで、セッションが中断することもしばしば。
 で、結果的にシナリオは上手く収拾。もっとも、悪しき方向へ走った2人のPCは堕ちはしなかったものの、ゴッタードに付いて行くという、まるで堕ちたような結末だった。まあ、かなり笑わせてもらったよ。