天羅WAR
店に『天羅WAR』が並んでいたので、ちょっと斜め読みをさせてもらった。どうやら、ストーリーの方はタイトルから伝わってくるイメージとは違うようで、その辺は『グレートマジンガー対ゲッターロボ』のように、天羅とテラの共闘の形になるようだ。そこで、共通の敵として『エンゼルギア』で出てきた天使が投入されていた。
さて、基本システムの方は『アルシャード』のスタンダードロールプレイングシステムが使われているので、特別珍しいものはなかった。あえてあげるなら初期から7レベルと高レベルで始まるのと、レベルアップ時に取れる特技が2倍に増えてたぐらい。
で、肝心のコアである“業システム”は、『ダブルクロス』の“ロイスシステム”の影響を強く受けたものになっていた。縦長に、業がどこまでいっているかを書くレコードシートなんかは、まさにそのもの。クライマックス戦の後の自立判定なんかも同様だ。そして、今回は合気チットではなくトランプが使われるようで、この辺は『カオスフレア』かなと思ってしまう。スートが重要になっているのがその理由かな。と、まあ過去の例に漏れず、この作品もFEARゲーの集大成のようなゲームのようだ。まあ、目新しさはないがその分、完成度は高そう。
- 作者: 井上純弌,ファーイーストアミューズメントリサーチ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (33件) を見る