天羅WAR

 店に『天羅WAR』が並んでいたので、ちょっと斜め読みをさせてもらった。どうやら、ストーリーの方はタイトルから伝わってくるイメージとは違うようで、その辺は『グレートマジンガーゲッターロボ』のように、天羅とテラの共闘の形になるようだ。そこで、共通の敵として『エンゼルギア』で出てきた天使が投入されていた。
 さて、基本システムの方は『アルシャード』のスタンダードロールプレイングシステムが使われているので、特別珍しいものはなかった。あえてあげるなら初期から7レベルと高レベルで始まるのと、レベルアップ時に取れる特技が2倍に増えてたぐらい。
 で、肝心のコアである“業システム”は、『ダブルクロス』の“ロイスシステム”の影響を強く受けたものになっていた。縦長に、業がどこまでいっているかを書くレコードシートなんかは、まさにそのもの。クライマックス戦の後の自立判定なんかも同様だ。そして、今回は合気チットではなくトランプが使われるようで、この辺は『カオスフレア』かなと思ってしまう。スートが重要になっているのがその理由かな。と、まあ過去の例に漏れず、この作品もFEARゲーの集大成のようなゲームのようだ。まあ、目新しさはないがその分、完成度は高そう。

天羅WAR (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

天羅WAR (ログインテーブルトークRPGシリーズ)