Fate/Zero Vol.4

 実は東京へ行く前には読み終えていたのだけれど、書くタイミングを逸して今日に。とはいえ、未だに名シーンを思い返せるほどに印象は強い。悲劇に至るだけの物語にあれほど味わいがあるとは思わなかった。分かっているはずの終わり、だが積み重ねられたものによって、初めに見たときは別の感慨へと移っていた。例えそれらが悲劇であったとしても…いや、だからこそ本編の物語が必然となるのだろう。今はただ、これで終わりなのが名残惜しい。イスカンダルとウェイバーのコンビがもう見えないのは本当に残念だ。