Role&Roll Vol.54

 だんだん売れなくなってきているのか、ページ数の割りに値段が高いままである。まあ、サポートも薄いので、かなり前から厳しいものではあったんだが。さて、気を取り直して内容の方を。今号では『ソード・ワールド2.0』が特筆していた。掲載リプレイの拳と魔封の物語が良い感じでロールプレイに関すること書いてくれていて、今やっているキャンペーンのいい援護射撃になってくれそうな感じである。だが、もうひとつの『ミストキャッスル』に関する特集はちょっといただけない。たとえ冒頭部分だけであったとしてもプレイ内容をリプレイで公開されては初めて遊ぶ感覚がどんどん薄れて行ってしまう(私は読んでいないが)。繰り返して遊んでもらうことを期待しているのだろうが、さすがにこれを何度も遊ぶプレイ環境はそうないんじゃないだろうか。とりあえず、私の周りではマイナスにしか働かないように思える。

Role&Roll Vol.54

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