ダークブレイズVSセイクリッド・ドラグーン

 共にグループSNEの新作ながら、そのゲームコンセプトが似ているなと、発売前の情報から思っていたが、今日『ダークブレイズ』を見てやっぱりなと思った。共にGMの負担軽減的な処置か、はたまたゲームデザイン的な処置か、ダンジョンアタックがシナリオの基本骨子に据えられている。方やヒロイック、方やボードゲーム風。方やファンタジー、方や近未来的なファンタジーと、それぞれに違いはあるのだけれど、やはりメインになっているものが一緒である以上は比較されるのが世の常だろう。
 私的な感想を言わせてもらえば、判定システムは『セイクリッド・ドラグーン』に。世界観は速見螺旋人氏のイラストを大量投入した『ダークブレイズ』を押す。サポート方面では既に『ダークブレイズ』が次のサプリメントでキャンペーンシナリオを掲載してくれるので一歩勝っているかな。まあ、どちらも生き残ってくれるのが望ましいところだが、ユーザーの食い合いはありそうな気がするな。

タンクライフRPG ダークブレイズ (Role&Roll RPG) (Role&Roll RPGシリーズ)

タンクライフRPG ダークブレイズ (Role&Roll RPG) (Role&Roll RPGシリーズ)