徳島矯正展

 すごい名称を付けるものである。このタイトル名の催しは、徳島刑務所が行っているもので、休みと都合よく合っていたので行ってきた。初めて行ったが、はほんと山の中にある。途中、道を間違えて大回りしてしまったが、9時20分ぐらいには到着。その途中で見たのは徳島刑務所に入れなくて列を作っている車、車。あまり宣伝もしていないし、わざわざ出向く人も多くないだろうと思っていたが、そんなことも無いようだ。バイクで行ってなかったら、1時間は立ち往生してかもしれない……。で、行ってみるとオープニングセレモニーが終わって、早くも伝統芸能なんかがステージで披露されている様子。まあ、それよりも刑務所の中を見学させてくれるというので、まずはそちらへ。行ってみるとこちらにも列が、しかも前には子供づれの母親『達』が。……見て、楽しいものなのだろうかと、頭に疑問符をつけながら、いざ中へ。中は各ブロックごとに仕切られているものの、そこらにある工場と変わらない。とういか、実際に靴や木工関係の工場があるので、主はそちらの見学だった。でも、作ってないところを見てもあんまりイメージはしづらい。ああ、こういものを作ってるんだなぁという感想が持てた程度。あと、お風呂とかも見たけど週に2、3回ぐらいしか入れなくて、シャワーオンリーな感じであった。この辺りはやっぱり刑務所なんだなぁ。見学を終えた後はぶらりと出展しているお店(主に受刑者が作った物を売っている)を見て回ったり……ここで何やら行列を発見! 何があるんだろうと回りこんでみると刑務所内で作った味噌と醤油を販売していた。これに主婦やお年寄りが殺到している。……どうやら、これが目的であったらしい。ちなみに列を避けて後回しにしたら、味噌は売り切れていた。次に来るときは真っ先に買おう。その後は正確診断をしてもらったり、お店をぐるりと回って、その場を後にした。たぶん、2時間ぐらいの滞在かな。ああ、そうそう。これを書いておかないと、徳島刑務所に収監されているのは殺人とか重い犯罪を犯した人が多いようだ。やっぱり、山の中にあるからだろうな。
 で、時間が余ったので近くにあった動物愛護管理センターものぞいてきた。ドッグランが出来る広いコースがあり、実際に犬を連れた男性がやってきていた。ちゃちい作りじゃないので、これならば犬も思う存分に楽しめるんだろうな。内部を軽く見て回ったあと(中には誰も居なかったけどね)、裏に回って保護(?)している動物を。犬が盛んに吼えていたが、兎や猫は大人しいものだった。というか、久しぶりに猫を撫でられて満足。次に猫を飼うなら、この施設を利用させてもらうことにしよう。