スモールワールド

　実は２４日の日曜日に遊ぶ機会に恵まれていたので、その感想を。さすがは秀作、プレイした感覚はとても素晴らしいものであった。プレイ中の時間間隔も実時間に比べると微小だったし、面白いゲームであるのは間違いない。ただ、難点もあって、この部分から私は購入候補のゲームから外した。誤解があるといけないので、私が必要としているのはＴＲＰＧが主体でボードゲームをサブにしているユーザーに向けたものであることだ。その点から行くと、『スモールワールド』はボードゲームを主体に遊んでいるユーザー向けなのである。ゆえに下記の理由は厳密な欠点とはいえないかもしれない。

・ルールの説明量が多い
・ゲーム熟練度の格差が如実に出やすい

　全員が遊び慣れてくれば問題にならないのだが、時折遊ぶゲームとしてはかなり問題になってしまうポイントである。案外この辺りがドイツゲーム大賞方面で評価されなかったところかもしれない。うーん、あとゲーム時間があと３０分短ければ……。

スモールワールド (Small World: 日本語版 ボードゲーム