ホライゾンブレイク購入

 復帰してほぼ初回からTRPGの話題とは、やはり本質こっちらしい。まあ、そんなことはともかくタイトル通り新作のホライゾンブレイクを購入した。特に気にしてたわけではなく、ロール&ロール誌での記事もあんまり食指を動かすものではなかったんだけど……最後まで、正しくはルールブックにまでFEARさんの名前が載らなかったで俄然興味が出てきたという、何とも妙な動機だ。だって、これゲーム・フィールド大賞の入選作なんだもの。監修にすら名前が入ってないのは何かあったのかなと勘ぐってしまうよ!
 と、不純(?)な動機で買ったんだけど、中を見てみると意外や意外、結構掘り出し物かもしれない。判定はスタンダードな2D6なんだけど、システムのあちらこちらに目新しいものが見られた。例えば武器にはヒット回数が決められていて、命中値と回避値の差分(ヒット回数が上限)だけダメージが跳ね上がる。これによって武器に差が出ることはもちろんのこと戦術にも変化が出そうだ。大火力武器すらも通らない装甲を持つ敵には多段ヒットの武器で攻めるとかね(ダメージは1点の最低値が保証されているため、これにヒット数をかければ有効な攻撃になるかも)。他にもセブン=フォートレスちっくな行動表があるんだけど、行動回数が増えるほどに行動値が上がると判定にペナルティが来るという仕様になっている。まあ、高速で動き回っていれば狙いも甘くなるよねってことだろう。行動回数が増えるのが単純に有利なだけでなくペナルティを負っているというのは選択として色々出てきそうだね。あと、システムの他にもデータ類がかなり揃っているのも好印象だった。かなりロボットの再現性が高そうだし、敵とかのデータも充分に揃ってる。是非、一度じっくり遊んでみたいと思ったよ。