スペシャルセッション

 3月18日は、兼ねてから計画していたスペシャルセッションを行なってきた。スペシャルが付けるぐらいに、今回のメンバーには私が是非とも一緒に卓を囲んでみたいという方々をお呼びした。たぶん、ストーリー性を主体とするゲームでは、ほぼベストと言って良い布陣だ。
 で、私が選んだシステムは、『ブレイド・オブ・アルカナ』。プレイヤーさんに知っている比率が高かったこともあるのだが、私の欲望に従ったのが大きい。PC①はヒルダの影武者を担当するのだが、それに指名させてもらった方のヒルダを見てみたかったとういのが、たぶん一番の理由。これまで、2回ほど、PCをヒルダにしたシナリオを組んだが、そのどれも残念な結果に終わってしまった。おそらく、あの人に出会わなければ、このシナリオを組むことは無かっただろう。
 そして、セッションの方は、既に人選の段階で成功していたようで、マスターの想定していた斜め上のところへ、見事に辿り着いていた。ちなみにアフタープレイでは、30分以上の時間が必要だったほどだ。たぶん、大成功だと思ったのは私だけではないだろう。
 しかし、まあ私のミスが無かったわけではないので、反省の意味も込めて書き出しておこう。ラス戦の際、あまりのダイス目の悪さと最初の一手のミスに、敵のロールプレイするのを忘れていた。そちら方面でリカバリーできなかったのは、まだまだ未熟な証。あと、立て直しを図るために戦力を逐次投入してしまい5Rもかかってしまった。早く戦闘を終わらせるために、攻撃に特化した奇跡にしたというのに…。
 さて、まあそんなこんなで、楽しい時間を過ごさせてもらった。このメンバーとは、また何かのゲームで卓を囲んでみたいものだ。最後にご参加くださった方々、ありがとうございました。

 仮面の公子

 3月17日の例会では、翌日のセッションに備えてルールを思い出すために、既製シナリオを使った『ブレイド・オブ・アルカナ』のGMをしてきた。今回使ったのは旧SSSに掲載され、3rd版の『ランド・オブ・ザ・ギルティ』にシナリオフックとして再録された「仮面の公子」というシナリオ。これには偶然だが、翌日のセッションで使うNPCが多数出演しており、良い準備となった。
 さて、セッションの内容だが、集まったメンバーのせいか、えらくダークな方向へと。導入ステージの辺りから、その雰囲気がただよい、展開ステージでは完全に方向性が決まっていた。PC①だけが、まともにストーリーを進めるなか、ハンドアウトを無視して独走を始めるPC②、己が欲望に従い悪しき方と進むPC③と三者三様だ。そんな混沌とした状況だったが、このメンバーならどうにでも出来そうだったので、やりたいことをやらせてストーリーを進めていくことにした。なにせ、プレイヤーたちが楽しんでいたしね。特にPC①のプレイヤーは大笑いで、セッションが中断することもしばしば。
 で、結果的にシナリオは上手く収拾。もっとも、悪しき方向へ走った2人のPCは堕ちはしなかったものの、ゴッタードに付いて行くという、まるで堕ちたような結末だった。まあ、かなり笑わせてもらったよ。