徳島コンベ/Aの魔方陣

 徳島コンベで、『Aの魔法陣』のSDをしてきた。まさか卓が成立するとは思ってなかったので、ちょっとびっくり。しかも、熟練者がおらず、みなさん若葉マークを付けていらっしゃる。想定していた事態から外れた結果に少し驚きつつも、セッションができる幸運に感謝してプレイ。
 使用したA−DICは日常編。一応、ファンタジー編をもじったA−DIC:ソード・ワールドなるものを用意していたが、プレイヤーさんの知識的に得意ではないということで急遽変更。そして、プレイヤーの要望はラブコメとのこと。要望を飲んで、ラブコメ学園物でシナリオを構成。とりあえず、一本目は慣れるために、倒れているヒロインを助ける1ターンシナリオ。二本目は、そのヒロインと仲良くなるために、海でのキャンプ、5ターンシナリオをアドリブで製作した。
 内容は・・・とても説明できない。予想はしていたが、日常編じゃないだろうというような奇想天外なお話だ。まあ、難易度設定的に、それぐらいしないと目標をクリアできないのだから仕方ない。それに話は大いに盛り上がったのだから良かったのだろう。プレイヤーさんたちも、初めのうちは戸惑っていたようだけど、3ターン目ぐらいから上手くはまりだした。それぞれのやりたいことが分かってきて、お互いにシナリオを構成し始めれていた。やはり、何ターンかプレイしないとこのゲームの真価は発揮されないようだ。
 あと、今回はロールプレイをかなり重視してやった。お互いにやりたいことをすり合わせてもらうためには、この辺が大事だと思ったからだ。結果は素晴らしいシナリオが完成していたので、うまく運んだのだと思う。プレイ時間が思ったよりかかったのは計算外だったが。
 最後に今回も、遊んで思ったが経験の少ないプレイヤーさんでも、ここまで面白いものを作れるこのゲームを、熟練者たちが遊んだらどうなるかということだ。まだまだ、このゲームの天井は見えない。