TRPGの後にこんなボードゲーム その5

 紹介も5回目。そろそろ大御所Knizia大先生を出しておこうというわけで、今回は『ペンギンパーティ』。ジレンマは少ないものの、典型的なKnizia作品で、これの元になった『ペンギン』というゲームが存在する。どう違うかというと、『ペンギン』が駒を使うのに対して、『ペンギンパーティ』はカードを使うということのみ。Knizia大先生の作品はカードゲームにリメイクしてもあまり面白さが変わらない。むしろ安価な分お得という裏話でした。まあ、数多くの名作を生み出している大先生に変わりはなく、本作もさすがという他ない。


●面白さ:A+
 ピラミッド型に並べていくだけなのに、意外なほど戦術性が高い。また、考えていた戦術が瞬く間に粉砕されるのもご愛嬌。人数は2〜6人でこの辺りも良い。
●ゲーム説明:A+
 ほとんど無し。下段が八枚、下段は何の色でも置ける、上にはどちらかの色しか置けない、下に二枚ないと置けない、自分の手番に置けないとそのゲームでは負けとなる、とこんなものか。
●ゲーム時間:A+
 1ゲーム15分ぐらい。とんとんと進んでいくので待ち時間もほとんど無い。
●持ち運び:A
 手のひらサイズ。常に鞄に入れておいても問題ない。


・メビウスゲームズの『ペンギンパーティ』解説


ペンギンパーティ (Pingu-Party) カードゲーム

ペンギンパーティ (Pingu-Party) カードゲーム