TRPGの後にこんなボードゲーム その7

 遂に一週間連続。とりあえず、これでひと段落にしようと思っているので最後ぐらいは――ということで『NEU(ノイ)』をご紹介しよう。ゲームの名前はドイツ語で新しいという意味。しかし、実はこのゲーム……デザイナーも製作会社も日本という純国産なのだ。というわけでラストは国産から!

●面白さ:B−(A+)
 このゲームの真価は3人以上でないと発揮されない。そのため、ルールどおりの負け抜け式のバトルロイヤルをすると、1対1になったときに面白さが激減してしまう。また、負けた人が暇になるのも難点。そこで、私は5回目に紹介した『ペンギンパーティ』に近い得点方式で遊んでいる。つまり、負けた人にチップを渡して、規定時間もしくはチップが無くなった際に一番チップの少なかった人が勝利という形だ。これならば問題点はすべてカバーすることが可能。カッコ内はこの方法で遊んだ場合の評価である。なお、プレイ人数は2〜7人となっているが上記の理由からも2人はお薦めしない。
●ゲーム説明:A
 特殊カードの説明が若干要るものの、基本的に足し算・引き算が出来れば遊べる。
●ゲーム時間:B+(A)
 遊び方にもよるが30分ぐらい。プレイ中はのんびりと油断している隙もないので時間間隔はかなり早い。ただ、上記にも挙げた通り負けると勝負がつくまで暇である。上のルールを使うなら評価はカッコ内に変更される。
●持ち運び:A
 手のひらサイズ。鞄に常駐可能。


出版元の『NEU(ノイ)』ルール説明


ノイ (Neu) カードゲーム

ノイ (Neu) カードゲーム