ついに完成! ミニチュア製作・塗装(2)

 ブログには書いていなかったものの、時間を見ては製作を進めていたのだが−−遂に全てのモデルが完成した!
 製作風景はまとめてになるが、さくっと書いていこう。


 塗装が終わると次は組立だ。可動領域を広く設定してくれているので瞬間接着剤だけでは心許ないので下記のような道具を使用する。

 まあ、軸を打って安定させようとわけだ。

 なのでまずはピンバイスでせっせと穴開け。ちなみに誤って小さなピンバイスを頼んでしまい、2回目の発注で大きいピンバイスも頼んだのだけれど、使い勝手は小さなピンバイスが格段に良かった。模型が小さいだけに安定して穴を開けるには小さい方が適しているね。

 穴が開いたあとは1mmの真鍮線を通す(画像は見にくいけど、もう入ってる)。

 そしてあとは順に強力な瞬間接着剤でくっつけていく。
 このあたりは特に苦労もなく、むしろ今までの苦労が報われていく感じだね。

 無事に接着完了!

 でもまだ終わりじゃなくて、形になったのでシェイドとハイライトをかけていく。
 どういう風にやればいいのかを実のところあまり理解してなくて、シェイドは墨入れと汚し、ハイライトは目立たせる部分を明るめのカラーにするのと立体的に見せるために配色を部分ごとに変えておくような塗装と思ってる。

 実際にやってみたあとはこんな感じ。
 ……うん、違いが分からないと思っている方はもっともだ。どちらの画像も接写しきれてないのでまったく分からんw
 とりあえず、これが済むと最後にベース(土台)とくっつけるだけだ。
  
 
 穴が開いてるのでせっせとパテ埋め。
 もう想像以上にパテ大活躍だよ。パテが無いと組み上がらんね、ほんと。
  
 最後に木工用ボントをベースに塗ってサンド(土)をくぐらせて足場を作り、モデルをくっつければ完成!(ちなみに実はここにも安定のためこっそり軸を打ってたりする)

 じゃじゃん!


 ちなみに今日は最後のモデル、カエリッサを塗っていた。
 これが何とも小さいのである。

 もう一番細い筆しか使えねえよというサイズ。

 そのわりに使った塗料は最も多いという、なかなか塗るのが大変だったよ。
 でも、まあ無事完成して買ったのは全部出来上がった!
  

 一番時間かかったのが、この騎兵。
 でも、このデザインに惚れ込んで勢力を決めたこともあって際限なく労力を払った。
 うんうん、惚れ惚れするぜ。
  

 で、ラストにリーダーのカエリッサ。
 サンプルモデルを見た感じではあまり気に入っていなかったのだけど、彩色してみると結構いい感じだよー。
 ちなみに背中の突起物は初めプラのはみ出た部分と思って誤ってカットしそうになった。危ない危ない。


 では、全員揃ったので集合写真も。

 こうやって揃うとなかなか圧巻。
 買って良かったぜ。


 追記:コストの方は途中で塗料皿を買い足したので90円プラスされ、最終的には38,253円となった。基本的に工具は全部使用。塗料の使用も80%ぐらい。重複しているのと余分にモデルをひとつ買っていることを考えれば、約3万円ぐらいあれば出来るかなという感じ。