朝日新聞の謝罪文

 昨日書いたボードゲーム・レビューの続きを書こうと思っていたのだけれど、急遽変更。
 というのも仕事で銀行に行った際にたまたま今日の朝日新聞を読んだからだ。
 昨日の謝罪会見とかは見なかったこともあり、1面を軽く見ていくと社長の謝罪文が掲載されているじゃありませんか。
 どんな感じなのかなと読んでいくと……?!
 まず誤報の概要が書かれ、次いで謝罪がきて、それに合わせての人事変更、そして続く文章がこれ。

 吉田調書は、朝日新聞が独自取材に基づいて報道することがなければ、その内容が世に知らされることがなかったかもしれません。世に問うことの意義を大きく感じていたものであるだけに、誤った内容の報道となったことは痛恨の極みでございます。

 ……ええと、謝罪文に載せるような文章かな。これ?
 事の功罪に関しては他の人が評価するものであって、自分で言い訳がましく言ってどうするんだろう。
 まさか誤報したことが軽減されるとでも思っているのか。
 どう言い繕ったところで、されるはずないのに。
 更に謝罪文は「慰安婦問題」の謝罪もついでのように加えられている。
 今更かということもあるが、ついでに書くようなものでもあるまい。ものがものだけに別途に謝罪文を載せるべきものだと思う。
 ちなみに謝罪文の続きには両問題の徹底検証を行うと書いてあるが、果たしてどうなることやら。
 今までの対応に加え、今回の謝罪でも不信感は募るばかりだ。
 なお、謝罪文の全文は朝日新聞のホームページで閲覧可能であった。URLは下記の通り。
 http://www.asahi.com/articles/ASG9C6V5QG9CUHMC00L.html